さくら歯科クリニックの診療ポリシー
ご来院くださる皆様へ
さくら歯科クリニックでは、小さなお子様からご高齢の方まで、ご家族皆様の「かかりつけ歯科医院」としてご利用いただけることが、とても大事だと考えています。

治療は単にむし歯を直すだけではなく、むし歯になる前の治療、歯周病など予防歯科を主体としてお口の健康環境の維持改善に取り組んでいます。むし歯の治療をしてもお口の環境が変わらなければ、再発しやすく長期的により良い状態を維持することができないからです。
私たちは患者様との対話による診療を重視し、治療やお口のメインテナンスを通して、皆様の健康で快活な毎日の生活のお役に立ってまいります。
さくら歯科クリニックの特徴
- 1 女性スタッフによるきめ細やかな対応
- 2 できるだけ歯を抜かず、歯を守りながら残す治療
- 3 生涯のお口の基本となる小児の予防歯科への積極的な取り組み
- 4 患者様ごとに高レベルに滅菌された設備器具による治療
さくら歯科クリニックの診療ご案内
予防歯科への取り組み

さくら歯科クリニックは、むし歯になってからだけいくところではなく、虫歯の予防、歯周病の予防にも力を入れ、日常の快適をお手伝いしています。
歯科治療は、悪くなってしまった歯の機能を回復させるものですが、歯は他の器官と違い、歯が自分で元のようになることはできません。治療を繰り返すたびに歯が小さくなってしまいます。そのためにもできるだけ削らず、抜かずに、自分の歯を少しでも活かす治療が最良と思います。
歯科医院での治療以外に、歯ブラシで毎日きちんとお口の環境を整えるなどの、患者様の日常の協力も欠かせないものです。ご一緒に問題点を探し出し、長くご自分の歯でおいしく食事ができるよう取り組んでまいりましょう。
怖くない歯医者さん〜お子様への治療について

小さなお子様にとっては「初めての歯医者さん」の場合も多いと思います。当院では女性ドクターはじめ女性スタッフが、チームを組んで「歯医者さんは怖くないところ」ということを知ってもらうことから始めます。
乳歯は柔らかく虫歯菌にとって格好のすみかです。当院ではフッ素での歯質強化や、むし歯になりやすい歯の溝を埋めるシーラントなど、小さなお子様でも怖くない治療を中心に、むし歯予防をしていきます。 また、乳歯は大人の歯である永久歯へ生え替わるための大事な存在です、きちんとした乳歯を確保することがとても大切で、小さなころからの経過観察を通して、適切な歯並びを持った大人への後押しをさせていただきます。
一般歯科・歯を残す保存的治療に重点を置いています
詰め物、被せものなど「むし歯の治療」のことで、当院では「なるべく歯を削らない保存治療」を中心に重点的に取り組んでまいります。
最初に患者様の生活習慣や、ヒヤリングを通して患者様のお口がなぜ病気になったのか、原因を明確にします。
その上で、患者様に合った治療方針を立て、丁寧にわかりやすくご説明し、ご不明な点やご相談を通して、内容をご理解・ご納得いただいた上で治療に入ります。

歯周病治療
歯周病は現代人の80%がかかっているといわれるほど身近な病気ですが、自覚症状がないまま進行し、 気がついたときにはすでに歯のまわりを支えるあごの骨が溶けてしまい、歯がぐらぐらになって、最後は抜け落ちてしまう怖い病気です。

治療方法としては、歯の根のまわりのばい菌を取り除く「ルートプレーニング」や「歯石除去スケーリング」、専門のトレーニングを受けた歯科衛生士による「PMTC」などが基本となります。

幸いなことに、日頃の適切なブラッシングやお口の定期チェックで防げる病気でもあります。
特にブラッシングはとても効果的ですが、毎日歯を磨いているつもりでも磨き残しが必ずと言って良いほどあります。
当院で患者様お一人お一人の歯並びに合った「正しいブラッシング」の指導を受けてみませんか?当院では3ヶ月に1度のメインテナンス(定期健診)で、みなさまのお口の健康をお守りいたします。
審美治療・より美しくより自然に
保険治療では扱えない、より自然な素材・治療法などを用い、天然歯に勝るとも劣らない自然な美しさを持った歯並びにすることができます。 そのほかにも、ご自分の歯を内側から白くするホワイトニングも行っています。 方法や費用などご不明な点や詳細は、お気軽にお尋ねください。
ホワイトニング
歯の本来の白さを取り戻す方法で歯の中の色素を分解し白さを保つものです。
上下の歯にマウスピースと専用の薬液を用いて漂白していきますので歯のマニキュアや歯を削ることと違って歯を痛めません。ご家庭で行なえるホームホワイトニングもあります。
適応症は、コーヒー、紅茶、赤ワインなどの色素が歯の表面から内部にまで沈着している場合などです。
口腔外科・親知らずなどの治療
外科的処置の代表的なものは、歯ぐきの不健康なところを取り除いたり、親知らずの抜歯などがあります。
親知らずはあごの小さくなった現代人では、多くの方があごの骨の中で斜めになったり、横になって存在しています。
時として健康な歯を横から押したり、歯ぐきの一部から顔を出し、そこにばい菌がたまり、むし歯になってしまいますので、
かみ合わせる歯もないことから、そんな時には取り除いてしまいます。

診療のすすめ方
検査や問診による問題点の発見
生活習慣やお口を拝見しての視診に加え、レントゲンなどによる総合的な検査をし、お口がどんな状況なのか、なぜこうなったのかなど問題点を発見します。

診断と治療計画のご説明
検査結果をもとに、ご説明やお話し合いを通し、患者様のご要望をお聞きしながら十分ご納得いただけるように、患者様に最適な治療計画を立てます。

治療期間
診療期間中はお口の衛生状態の評価をしながら、患者様と一緒に、よりよい結果を導き出せるように進めていきます。

アフターメインテナンス
せっかく健康になったお口です、継続的なお口のチェックで、良い状態を長持ちさせていきましょう。
豆知識
虫歯予防の身近なお話
むし歯のできる原因
むし歯はむし歯菌によってつくりだされる「酸」が、歯を溶かしてゆく事から引き起こされます。 虫歯菌は歯の表面についたり、歯ぐきの間に残っている食べ物の残りかすなどを栄養にして増えていきます。 それを防止する身近な方法は、お口を常に清潔に保つということで、歯科における「予防」の基本はなんといっても「的確な歯ブラシ」と「虫歯にならないための食習慣」です。

フッ素の役割
「フッ素を塗布しておけば虫歯にならない」・・・よく言われることですが、必ずしも正確ではありません。 確かにフッ素は虫歯予防に大きな効果がありますが、虫歯予防の補助的手段の一つで、日頃からの「お口の中の環境」への意識がとても大切です。
フッ素には次のような効果があります。
- 1.酸に負けない歯質の強化ができる
- 2.酸で溶けかかった歯の表面を修復する
- 3.虫歯菌の働きを抑制する
フッ素は歯が生え始めの早い時期から塗った方が効果的ですが、一度塗ったくらいでは効果はなく、定期的に回数を重ねて塗る必要があります。
逆に効果があるといってたくさん使用すると弊害もありますので、正しい理解のうえで歯科医院で塗布しましょう。
生えたばかりの永久歯は、非常に柔らかくむし歯になりやすい状態なので、むし歯にしないようにしっかりお手入れをすることがとても大切です。 この弱く生えたばかりの永久歯に、フッ素などの予防処置をおこなうことは非常に有効ですから、忘れずにフッ素で予防処置をしてあげましょう。
乳歯の虫歯になってしまったら
子供の歯の事を乳歯といい、小学校に入学する頃から永久歯へのはえ替わりが始まります。 はえ替わるからといって虫歯をそのままに放っておくと、大人の歯である永久歯に影響してしまいます。

乳歯の虫歯を放っておくと・・・
- 1.かむ力が弱くなってあごの成長が妨げられ、永久歯が正しい場所に出てこれず「乱ぐい歯」になる
- 2.永久歯が生えてくるための隙間が確保できず、乱ぐい状態で生えてくる
- 3.大人になったときのかみ合わせが悪くなってしまうことで、顔の形への影響や咀嚼能力不足などの弊害を引き起こす
このように乳歯の虫歯を放っておくことで、大人になってからの歯並びの乱れや、かみ合わせの不具合から来る健康障害、人との会話に消極的になるなど社会生活に支障をきたすことは良くあることです。
お子さんの歯ブラシの時によく観察をして、気になることがございましたらすぐにご相談ください、
お子様の将来のために、小さなころから見守っていきましょう。
乳歯の生え替わりのしくみ
- 1.乳歯の間に隙間が開いてきます。
- 永久歯は乳歯より大きいので、すき間がないと「乱ぐい歯」になる可能性があり、その場合は歯列矯正の対象となります。
- 2.永久歯が乳歯を溶かしながら成長します
- その前に乳歯が抜けてしまうと永久歯が目標を失い、ずれた場所に出てしまうことがあります。
- 3.乳歯がグラグラし始める
- 永久歯によって乳歯の根がほとんど溶かされると、乳歯は支えがないために自然に取れていきます。
- 4.やっと永久歯が出てきました
- この時期に乳歯がうまく抜けていなかったり、いつまでも残っていると永久歯の位置がずれてしまいます。